昔PC雑誌

【 高橋はるみ論 】

●思入れ

プログラミングを勉強するのに、最初に読んだ本が友人の家で読んだ彼女のプログラミング本でした。
当時、まだ小学生だったので、親に無理を言って買ってもらったました。
その後何度も人生を間違え?プログラミング関連の仕事をするはめになったのですが(汗)、
考え方の基本の1つに彼女のプログラミング本から学んだことが入っています。
あまりにも独特な文書と見れば彼女が作成したと解かるプログラム。
そんな個性を持った高橋はるみさんについて勝手に追求した論文?です。
著書1著書2
著書3著書4

P.S1 上の写真以外の著書1冊(多分:PC-6001 はるみのゲーム・ライブラリーPARTII)を募集中。
P.S2 kinさん、「PC-6001 はるみのプログラミング・レッスン」ご提供有難う御座いました。m(_ _)m

●実在論争

最近、ごく限られた場所(monさんの所以外にも1〜2箇所位かな?)ですが、
「はるみさんは今、何をしているのだろうか?」や
「はるみさんが本当に実在していたのだろうか?」という書込みを
見掛けることをあります。
彼女が活躍していた頃は、ただ雑誌に載っていたプログラムを何も考えず、
打込んでいただけの人生を私が正体を知っている訳がありません。
私の気持ちとしては、彼女のプログラミング本がプログラミングの原本なので、
実在していて欲しいのですが、冷静に考えると実在の可能性は低い気がしています。
とりあいず、私が把握?していることを箇条書きをしてまとめてみました。
真実を知る方?から情報を気長にお待ちしております。

1966年、横浜市生まれ。誕生日は10月17日。
(ベーマガ1984年01月号にて確認だが、他にも誕生日が書かれている書籍があるらしい。)
作品発表当時、横浜の女子高に通っていた。
当時、ナツメ社からPC-6001,PC-8001,FM-7,MSXのプログラミング著書を出版していた。
FORESIGHT倶楽部とラブリー・ハウスに所属していた。
FORESIGHT倶楽部のHPには、彼女の名前は見当らない。
FORESIGHT倶楽部のHPに、女性の名前らしく作者名は1人だけあった。
(教育系のソフトを発表しているみたいだが、彼女かどうかの繋がる情報はなし。)
FORESIGHT倶楽部のHPで、彼女の事を質問した人がいたが、「そっとして
あげてください。」との回答があった。関係者は真実を隠す方向で一致しているらしい。
川村清さん、小牧自行さんらしき人物にメールで質問して見たが見事に回答なし。(爆)
はるみさんをモチーフにしたゲームを作成されていた森巧尚さんも
実在していたか知らない。(昔、氏のHPでTESさんが質問していた。)
ラブリー・ハウスとは、当時在学していた学校のクラブ(同好会)の事で、
部員は7人だった。先輩に吉田さんがいた。
ベーマガにプログラムは全部で4本掲載されていた。(全てJR-100)
本当のメイン機種は、JR-100だったらしい。
そういえば、83年3月号に掲載されたMETEOは表紙で、「←はるみちゃんの作品」と
紹介されていた。多分、後にも先にもこの形式での紹介はないと思われる。
それだけ、特別な存在だったという証明だと思われる。
ベーマガDELUXEの各機種の使い方の解説を担当していた。
初期の頃だけだと思われるが、この頃からベーマガ編集部との関わりがあったようだ。
ベーマガ83年01月号のCHECKER FLAGで彼女を講師に迎えるかを問う内容がある。
その後、83年03月号頃に決定する。余談になるが、ベーマガ83年03月号のMETEOのOFコーナーに
森巧尚さん(当時16才)が彼女を講師に迎える事を熱望する声が載っている。作為的?
ベーマガ1984年01月号に、移植テクニック・マスター大作戦 その18として、
はるみのプログラムマル秘テクニック公開第2弾!!
「はるみふつうの女の子なんですう!」
ショート・プログラムの必殺ワザを紹介しまーす!の記事を発表している。
PNであって本名は、別の可能性がある。
(当時、女性がプログラミングしているのはかなり稀有だったし・・・)
「いなばのしろうさぎ」や「みつばちマーヤのぼうけん」のように女性ならではの
発想を感じさせる作品を発表していた。
実在しているのであれば、ベーマガ1984年01月号に連載しているコーナーで森さんと
架空の対談をする必要はないのではないだろうか?(翌月に森さんこのコーナーを
担当していますし・・・。)関西在住の森さんを呼ぶ旅費がもったいなかった?
ベーマガの編集者が作り出した架空の人物?20年近く立って、Dr.D、編さん、影さん、
つぐ美ちゃんが同一人物とは考え難い。これと同じように当時の編集者の誰かが
自作自演していた?-->その後、(名雲)つぐ美さんは当時実在していた事が判明。
(余談だが、つぐ美ちゃんが新入社員として登場したのは、1984年06月号。
高校を中退?して入社してつぐ美ちゃんになったなんてことも考えられる?
編さん、影さんは、1982年11月号から登場したらしい。)
ただこれが真実だとすれば、ナツメ社からわざわざプログラミング本を出版する
理由が見えない。(FORESIGHT倶楽部が作り出していた?)
同じナツメ社から当時発売された「PC-8001mkII プログラミング入門 著者:安立雅子」には、
質問受付として、質問受付先の住所が書いてある。FORESIGHT倶楽部の関係者でなければ、
少なくとも実在する可能性が高い気はする。
後、電波新聞社から当時発売されていた「素晴らしいマイコンの世界 著者:白田由香利」には、
当時、学習院大に在籍していた著者の写真が載っている。
ただ、当時女子高校生だった彼女のプライベートな部分の情報は未成年という事もあり、
危険と判断した(と信じたい)気もしないでもない。
少なくとも、森巧尚さん「PC-6001mkII森くんのコンピュータ・ミュージック入門」と
高橋はるみさんの「ゲーム・ライブラリー」シリーズの文章に酷似する所が見られる。
これは、当時のナツメ社の文体の特徴だったのか?同一ゴーストライターの所業
だったのかは不明。もう少し、他の著書との比較が必要かも知れない。
ただ、少なくとも森巧尚さんは実在しているので、FORESIGHT倶楽部から発表する時には、
あの文章形式で行け!という指示だった気がする。
(FORESIGHT倶楽部って、秘密結社のようなにおいがする。(笑))
「MSXはるみのプログラミング教室」では、彼女のプロフィールに関する記載はない。
他の「ゲーム・ライブラリー」シリーズとは本の印象が若干異なります。(字体だと思うが)
怪しいコラム?が載っていないのも一因の気がします。

参考資料として、上記3冊から抽出したある1頁を載せておきます。
ご自分の目で判断して見て下さい。(1:PC-8001 2:MSX 3:森さん)

【 上記3冊 】
1 2 3

●ベーマガ掲載作品

彼女がベーマガ誌上で発表した一覧表です。抜けがあるようであれば、教えて貰えると助かります。
機種 掲載号 ゲーム名
JR-100 1983年01月号 ALIEN HUNTER
JR-100 1983年03月号 METRO
JR-100 1983年07月号 メリー・ポピンズ
JR-100 1983年10月号 ぴったしニャンニャン


メリー・ポピンズ
↑メリー・ポピンズ(JR-100実機で動作させたものをボロデジカメで撮影したため、フラッシュ光が…。)
ビデオで録画しても画像がかなり乱れるし、パソコンへのキャップチャーも失敗(映らない)するし…。

●ベーマガ1984年01月号

上記にも出て来た高橋はるみさんの記事内容です。
過去第1弾があったらしい?のですが、資料不足で詳細が解かりません。
どなたか知っていらっしゃる方がいましたら、一報お願いします。
余談ですが、この記事は今の若い社員読ませたい気がします。
プログラミングが難しいと思って逃げている社員が多すぎて・・・。
基礎は非常に簡単だもん!(はるみちゃん風?)

【 はるみふつうの女の子なんですう! 】
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