Nの世界

【 ミュール 】

●はじめに

自分の好きなゲームなので、気合を入れて書いていたら文章が異常に長くなってしまいました。
マニュアルを参考にしている箇所も多々あります(手抜き?)。
マニュアルを参考にしているがゆえ、逆に何か新しい発見があるかも知れません。
長文ですがお付き合い願いします。(自爆)
(トータルで$60000未満だとミュール工場で働かされることになるとは・・・
マニュアルを読み返して初めて知った・・・。)
P.S 現在、手元にあるのは、何故か?X1版・・・。(爆) ある友人から譲ってもらったもの・・・。
表 裏

●ミュールとは?

女の人が履くおしゃれなもの。(違う)
UNIXのテキストエディタ。(これも違う!!)
などネット上で単純に検索を掛けるとほとんど該当するページに当たることのないゲームですが、
パソコン上で遊べるボードゲームでは、今でも群を抜いた面白さがあると私は思っています。
このゲームも探し出すのは困難だと思いますが、頑張って探して遊んでみて下さい。(^^;

1987年発売。
1987年月刊ログイン主催THE CHOICE!
ソフトウェアレビュー批評家賞受賞作品。

【 ジャンル 】
STRATEGIC SIMULATION GAME

【 PLAY人数 】
1人〜4人

【 発売機種 】
私が把握しているのは、PC88、X1、MSX2。
海外では、NES(ファミコン)で発売されています。
(あと確か、APPLE等で発売されていたと思うが自信なし)

【 発売元 】
Ozark Softscape(オリジナル?)
エレクトロニックアーツ社(USA)
BPS(日本)

【 タイトル画面 】
こんな感じです。(笑) 尚、タイトル表示前に色のチェック?が行われます。
タイトル画面

●ミュールの魅力を語る

このゲームは、1人で遊んでは真の面白さはわかりません。
1人より2人。2人より3人。そして3人より4人。
4人で遊んで初めて真の面白さがわかります。

高校時代よく友人4人で集まって、おかしを摘みながらBGMにのってわいわい遊んでました。
この頃は、SF2の対戦台が出る前の対戦と同じ位楽しい人生を送っていた気がします。ヽ( ´ー`)ノ

私は、88エミュでこのゲームと以前紹介したアメサスだけは絶対遊びたいと思い、
M88の添付資料を読んでディスクイメージを何とか吸い出しました。
88エミュ上で懐かしいノリの良いBGM(タタタッタタタッタタタタタッ!!)が
聞こえた時の感動は今も覚えています。
普通のAT互換機を使用して88エミュ上で、多人数プレイは、キー設定の問題等で
残念ながら事実上不可能です。
しかし、98NX用のUSBキーボード(98配列:PK-KB011)を使えば、
テンキーの「,」,「=」を使用できるため、多人数プレイが可能です。
(詳細は、Nの世界のコーナーを参照して下さい。)

私が思うミュールの面白さは、次の通りです。
オークションでの売買の駆引き
 (これが一番楽しい!!性格がもろ出る。1人売り手の時は神になった気分)
・1ターン目からの戦略の積み重ねで勝利を生む
 (運だけで最後に一発逆転されると虚しい)
・壮絶な三味線合戦
 (序盤で鉄鉱石で稼ぐ時や食料、エネルギーを売らせるためには必須)
スリリングなワンパス狩り
 (読みを間違えると狩ることができない)
・焦ると入れないPUB(爆)
 (制限時間一杯使うことが多い)
・逃げていくミュール(爆*2)
 (これを見たら鉄鉱石に要注意)

このゲームのファンは結構多そうなので、4人でネット対戦が出来れば絶対に面白いと思います。
どこかのソフト会社が作ってくれないかなぁ〜。
(版権の問題とネットインフラの問題はあると思いますが)

●キー操作

【 PC8801版 】
○基本
「8」、「2」、「4」、「6」で上下左右に移動します。
「2」+「4」、「2」+「6」、「8」+「4」、「8」+「6」で右斜め下、
左斜め下、右斜め上、左斜め上に移動します。
「SPACE」で決定します。

○オークション1P
上 :「テンキー:0」
下 :「テンキー:.」
決定:「テンキー:,」

○オークション2P
上 :「テンキー:/」
下 :「テンキー:*」
決定:「テンキー:=」

○オークション3P
上 :「z」
下 :「c」
決定:「x」

○オークション4P
上 :「ESC」
下 :「TAB」
決定:「左CTRL」
「STOP」で一時停止します。

【 X1版 】
○1P
「8」、「2」、「4」、「6」で上下左右に移動します。
「1」、「3」、「7」、「9」で右斜め下、左斜め下、右斜め上、左斜め上に
移動します。
「ENTER」で決定します。(1人プレイであれば「SPACE」でも可能)

○2P
「W」、「X」、「A」、「D」で上下左右に移動します。
「Z」、「C」、「Q」、「E」で右斜め下、左斜め下、右斜め上、左斜め上に移動します。
「HTAB」で決定します。
「ESC」で一時停止します。
なお、X1Turboで、3人または4人でプレイする場合、
X1で2人または3人でプレイする場合は、ジョイスティックが必要です。

●登場キャラクター

ミュールの世界で自分の代りに開発を行ってくれるキャラクターです。
上手になれば、ヒューマノイドしか使うことはありませんが、
個人的には、スフィロイド(ただの壺)の怪しいアニメーションがお勧めです。

メクトロン メクトロン 突然変異によって生まれたロボットが進化した。
コンピュータが選ぶキャラクター。
パッカー パッカー シリコン星からやって来た。
食料ミュールを作るのがうまいが、食料を食べてしまう。
スフィロイド スフィロイド ロールドー星からやって来た、丸い開発者。
とくに得意、不得意はない。
レギー レギー アフカニー草原からやって来た。
足は地上、頭は壁の中にある、おかしなキャラクター。
ゴルマー ゴルマー ネカイト銀河からやって来た
新しい土地を見つけようと、頭を突き出している。
ボンゾイド ボンゾイド アームブル銀河からやって来た。
山のぼりが好きで、よく山の途中にぶら下がっている。
フラッパー フラッパー ボイルドロップ銀河からやって来た。
初心者向きのキャラクターで所持金が$600多い。
ヒューマノイド ヒューマノイド 地球からやって来た。
彼らは頭がよいので、初めの所持金は他よりも$400少ない。


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