ZAROKE

◆所感

初見は、遊んだことはないけど、聖剣伝説(コムパック)に似ている印象が強かったです。N-BASIC系だと似た画面になってしまうからかも知れません。

アイテムの落ちている場所のヒントがないため、全フィールドを踏み歩く必要があるのが、いかにも昔のRPGという気がします。

ただ、思ったより敵キャラのバリエーションは豊富だし、謎もむちゃくちゃ不条理という訳ではないので、昔を懐かしんで遊ぶにはよいRPGかと思います。

なお、詳細攻略は、ここを見た方が早いでしょう。最後まで引っ掛かったsword入手方法のみ紹介します。

◆紹介

	自キャラ設定画面。パラメータは正直適当でも良いのですが…。攻撃力と防御力は、レベルアップでしか増えないため、両方20以上あれば良いかと思います。後、最低限の体力と食料があれば、いきなりゲームオーバーになることはないと思います。ちなみに自キャラの名前も別画面で設定しますが、自キャラ名が表示されることは皆無なので、適当で良いかと思います。
	ゲーム開始直後の画面。とりあいず、左側にある街を目指して進みます。ゲーム序盤は、街を拠点に戦士を倒して資金を稼ぎ、短剣とヘルメットを買うまで粘ります。その頃には、レベル3～4になっていると思います。これくらいで、草原を探索するのに十分と思います。ちなみに体力は、教会に献金することで回復(1Gで6ポイント回復)。食料は、食料品店で買う(1Gで10個)ことで入手できます。体力か食料が無くなったらGameOverなので注意。なお、器用さは、教会で祈る(防御力と引換え)か教会で神父と話す(体力と引換え)で上げることが出来ますが…。盗みを一度を行わなくてもゲームを解くことが出来るため、このパラメータは無視して構いません。
	フィールドを歩いていると、特定の場所で、この世界の住民と会うことがあります。彼らにあうことで、ストーリーは進んでいきますが、広大なマップのどこに彼らが居るかは、ノーヒント!!です。左画面の会話から分かる通り、ザロークを倒すには、4つのエメラルドが必要ですが、4つのエメラルドを入手するためには、swordなど色々なアイテムが必要です。そのアイテムの大半が、広大なマップのどこかに落ちている（ノーヒント)ため、マップをしらみつぶしに歩く必要があります。ちなみに、ゲーム開始直後では、街から左の方にある砂漠のデッパリ部分に、sword B 。街から左上の森の部分にShieldが落ちています。
	街や城の中でもイベントが発生する場合があります。左の画面は、イベントの一例です。何故か憩いの場であるPUBの中に、Big Ghostがいるとんでもない設定です。イベントモンスターを倒すアイテムや情報は、街の情報屋やフィールド上の住民から必ずと手に入るため、倒すために必要な情報、アイテムが足りないと思ったら無視するのが一番です。
	敵モンスターとの戦闘。[A]で攻撃するだけです。結果は武器と防具によって乱数のMAX値が変わるため、運が悪いと連続Hitでやられる場合もあります。万一危ない場合は、[R]で逃げる手もあります。ちなみに、森に入るには、斧と盾。山に入るには、槍と金の鎧を最低限装備していないと秒殺されるので注意して下さい。
	エメラルドを入手するためには、中ボスを倒す必要がある場合があります。左画面は、海蛇ではなくドラゴン!!中ボスとの戦闘はありません。倒すためのアイテム、情報があれば勝手に倒れますし、なければこちらがやられるだけです。中ボスは他にメデューサ、魔法使いといますが、いずれも複数のアイテムがないとやられるの要注意です。ちなみに、ドラゴンは３箇所で入手した6文字(ヤクタライア)の言葉で倒します。作者さんの名前逆読みっと。
	時々で、コマンド入力を要求してくるイベントがあります。左の画面は、銀の宝箱を銀の鍵で開ける場面。このゲームでの入力形式は、○○○ ヲ ×××。この場面では、「カギ　ヲ　アケル」と入力します。この言葉探しは、融通が利かないので難しいと思います。ヒントになる文と同じ動詞で入力すると正しい入力になる のでヒントはメモした方が良いと思います。
	そして、いきなりラスト前。４つのエメラルドとラスボスを倒すために必要なアイテムを揃え、いざ出陣!!という感じです。ちなみに、４つのエメラルドを集めないと、ラスボスへ通じる道は開けません。ラスボスに挑む前に、クスリを除く左画面の持ち物がなければ勝てないはずなので、足りないようであれば、もう一度街、城、フィールドを探索してみてください。
	ラスボス　ザローク。ドットの荒さが逆に迫力を出している印象です。ラスボスとの戦闘ですが、残念ながら白熱することなく、装備さえ整っていれば、[A]コマンド一発で仕留めることができます…。この辺は、今のRPGとは大きく違うところです。
	エンディング。初期のゲームでは当たり前であった文字だけの１画面エンディング。今みたいにスタッフロールやその後のエピソードなど凝った設定はありません。最もRPGとは、役割を演じるということなので、過程を自分で楽しむ事が出来るか否かが重要で、無駄にムービーなどを見せてストーリーを押し付けるのは本来のRPGから外れていると思うので、この作品は、ある意味でRPGらしいエンディングのスタイルを取っていると思います。

■攻略

主なアイテム入手方法を記述しておきます。当該エメラルドの入手に関わるアイテムその近辺で入手出来ると心得るべし。

戻る