STOP!!はるみちゃん!

◆情報

作者
森 巧尚
機種
PC-8001(N-BASIC)用
掲載号
1983年03月号
特記事項
 

◆紹介

タイトル画面

タイトル画面。描画に約26秒掛かります!!(ベーマガ記事より)主人公のはるみちゃんは、当時の有名女子高生プログラマー高橋はるみさんの事を指しています。まあ、存在の真偽は永遠の謎ですが、当時の人々に多大な影響を与えた事は間違えないです。ちなみにベーマガの紹介記事も若干はるみワールドに毒させています。

ゲーム画面

ゲームの目的は、画面右上にあるミルク屋さんへミルクを買いに行って、ミルクを持ち帰ることです。無事、家まで持ち帰ると、100点入ります。そして、着替え(画面をよく見るとはるみちゃんの色が違っています。)後、またミルクを買いに出かけます。3ミスでゲームオーバー。今ではもう、ミルク屋というものを見かける事は皆無となりましたが…。

イヌくん

イヌくんに吠えられて、悲鳴をあげるはるみちゃん。当然1ミスです。画面上にある10個あるイヌ小屋は、ランダムで緑→黄→赤→イヌの順に変わります。イヌが出た瞬間にイヌの周囲に居たらミスです。当然、対策はイヌ小屋が赤に変わったら近寄らないことですが、周りが全て赤色の場合は、運に任せて先へ進み以外助かる方法はありません。この状況になってミスするのがほとんどだと思います。イヌ小屋に変化にパターンはないので、運に期待するしかありません…。

コオロギくん コオロギ(¥)くんにスカートを覗かれて?、悲鳴をあげるはるみちゃん。これも当然1ミスです。コオロギも下から上でランダムのタイミングで移動するので、ギリギリのタイミングの時は、小屋のところで待つのが基本です。また、コオロギくんは、はるみちゃんの足の部分の高さしか判定がないので、上半身部分にいる時は無視して突っ込んでも問題ありません。ちなみにコオロギくんは、3回ミルクを買って帰ると、コオロギくんが1匹増えます。(2匹→3匹→4匹の繰返し)
ゲームオーバー あっさり、3回ビックリしてゲームオーバー。当時の投稿プログラムは、ゲームオーバーの文字をグラフィック文字でいかに個性を出すか競っていたような気がします。
行ってきまーす! 気を取り直して、再スタート。出発前に、自宅に挨拶するはるみちゃん。
ミルク買い物中 無事、ミルク屋に着いてミルクを買い物するはるみちゃん。ちなみに会話パターンは、「MILK クダサーイ」→「ハイ 60円ネ!」→「アリガトウ !」の順です。1本60円というあたりに時代を感じます。
タダイマー! イヌくんとコオロギくんの妨害にめげず無事家に着いたはるみちゃん。イヌ小屋や文字の色化けは当時当たり前のことだったので気にしないしない。
コオロギくん4匹 最後に、一番難しいコオロギくん4匹の画面を紹介。特にこれという攻略法はありませんが、ミルク屋には、コオロギくんとイヌくんに邪魔されない内に最速で着くのは必須です。帰り道では、コオロギくんを上段で交わし、後はイヌ小屋の色を見て進路を決めて帰るのみです。まあ、どうしてもクリア出来ないパターンもあるのでその場合は諦めましょう!!

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