作者 |
青柳 豊 |
機種 |
PC-8001(N-BASIC)用 |
掲載号 |
1984年03月号 |
特記事項 |
タイトル画面。魚が左右に動いて順々にゲーム名を表示します。ベーマガのゲームは、一画面で文字を表示するだけのものが多かったです。簡易アニメーションを使っているのは当時としてはかなり珍しいと思います。 |
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操作の説明です。今の106キーボードでは、[CTRL]キーが下、[SHIFT]キーが上に配置されていますが、当時の8001/8801のキーボードでは、[CTRL]キーが上、[SHIFT]キーが下に配置されています。そのため、エミュレータ上でプレイすると竿の上下操作が逆になるので注意が必要です。[GRPH]キーは、今の106キーボードにないため、各エミュレータで割り付けられているキーを確認する必要があります。現在、N-BASIC系はj80を基本的に使って作成していますが、j80では、[PageDown]または [変換]に割り当てられています。(家では[変換]のみ割り当て)あなたの腕前は、1が最も難しく、5が一番易しいです。フィッシュオンした時、指定した難易度分、釣り上げキーを押してリトライすることが出来ます。 |
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ゲーム開始。開始前説明画面からTIMEは通算されるみたいです。ゲームは素早く開始しないとあっというまにタイムオーバー(00:05:00)でゲーム終了となるので要注意です。 |
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魚を釣り上げるには、左画面の位置にエサを置き、[.]キーを押して釣り上げます。また、タイミングが合わず釣り上げに失敗した場合でも再度、竿が上下しているタイミングで[.]を押すと釣り上げることが可能です。(チャンスはあなたの腕前で入力した値分) | |
釣り上げ成功!!釣りは小学生の頃しかしなかったため詳しい事は分かりませんが、釣れた時はゲームとはいえ嬉しいものです。(グリーの騒動は論外。)釣りゲーといえば昔、今は亡きホットビィのザ・キングサーモンを遊んでましたね。 | |
2匹とも釣り上げに失敗してエサを持っていかれました。釣り上げに失敗すると、エサがひとつ減ります。エサがなくなればゲームオーバーです。 | |
魚を1匹でも釣っていると、釣った魚を食べにカモメがよって来ます。カモメを追い払わないと魚が一匹食べられてしまいます。大量に釣り上げていると、カモメを追い払う時間が短くなるため、かなりの注意が必要です。カモメを追い払うには、[,]キーを押します。ちなみに、CHECKER FLAGでは、カモメの動きにも注意する必要があるという工夫が認められています。ちょっとした工夫がゲームに彩りを添える良い例だと思います。 | |
10匹釣り上げると大漁、大漁と表示されてゲーム終了です。7匹目の魚が文字化けしていますが…。アトリビュートによる限界によりグラフィックがキャラクタに化けることをアトリビュートを書き換えて誤魔化していますが、上手く行かないケースがあるようです。 | |
5分以内で10匹釣りきれないとゲームオーバーです。グラフィックに凝っている分、プログラムは長いですが、まったりと遊べるゲームです。絵も綺麗な方なので、頑張って入力してみる価値はあるゲームかと思います。 |