裏?札幌

【 AIR DO 】

北海道国際航空株式会社のことです。
社長が愛人宅で変死したり、赤字だったり、大手3社のいじめにあったり、北海道の企業が
あまり参加していないなど、いろいろと問題のある会社だが、私は応援します。
飛行機事故だけは起こさないように頑張って欲しいと心から願っています。
2000年7月10日から、1日3便から6便に増便しました。
その頃、寮にいてクーラーと友達になったグータラな生活をしていた私にとって、
今までは選択肢に入って無かったが、お金に困りかつ帰省したいと思っていた私にとって、
AIRDOは非常に魅力的でした。
盆の季節、普通に帰省するため大手3社を利用すると、片道28000円。往復で56000円
も料金が掛かります。はっきり言って高い。事実上の値上げだと今でも思っています。(怒)
ところが、AIRDOだと、片道20000円。往復でも40000円で16000円も浮きます。
貧乏生活をしていた私に取って滞在中の遊び賃として16000円はあまりにも巨額だった。
まだ職に復職していなかったので、盆の時期をちょっとはずして予約を試ました。
インターネット上で予約しようと思い、ホームページを見たがWeb予約できませんでした。
新興の会社だけあって電算化に掛ける予算が無いみたいです。
(注:この文章を書いた時点の話で、現在は可能です。)
しかし、席の予約状況は確認できたので、行き帰りの日だけメドをつけることができました。
電話するが、なかなか繋がらない。仕方がないのでアナウンスに従いしばらく待ちました。
やっと繋がったので予約しました。対応はまずますでした。好感度+1。

しばらく時は過ぎて、8月某日。帰省の日。
羽田空港に着き、チケットを得るためカウンタを探すが見つかりませんでした。
搭乗手続きと兼ねていました。その場で20000円支払って搭乗手続きを行いました。
しかし、ここでも新興会社の悲しさがありました・・・。
座席の予約作業が手作業でシールを貼っていました。本当に予算が無いぞAIRDO!!。
そして、搭乗口へ行く。初めて地下の搭乗口へ行きました。
その後の移動は、リムジンバスで飛行機へ。
やはり、いい搭乗口は大手が抑えていました。
やっと飛行機に乗りました。飛行機の内装は奇麗でした。座席も大手よりちょっと
広い気がしました。これはポイントが高かったです。
大手3社と違い、飲み物などのサービスもないし、機内のビデオ放送やオーディオもありません。
しかし、約1時間半程度の飛行なので、搭乗する前に必要なものは買って搭乗すれば済む話です。
そして、あっという間に到着しました。しかし、ここからもまたリムジンバスでの移動でした・・・。
大手のいじめは凄いものがあると感じました。
多少、不便だったが特に問題のあるレベルではありませんでした。

現実問題、多客期以外は大手より高いのですが、会社で働いていれば多客期以外で自分のお金
で搭乗することはないので、予約が取れればAIRDOを使って帰省しましょう。
(別にAIRDOのまわしものではないが・・・)
AIRDOが無くなると、大手3社が一斉に航空料金を吊り上げるので、北海道に旅行する方は、
ちょっと料金が高くてもたまには搭乗してあげて下さい。料金維持のためにも・・・。

●年末の航空料金

夏から片道2000円往復で4000円も値上がっていた・・・。
今回、AIRDOを取れなかったので、仕方が無く大手3社を利用したが、
遂に片道30000円と万の桁が上がってしまった。
ツアー客には分らないと思うが、本州から帰省すると金があっという間になくなります。(涙)
ちなみに、AIRDOは、22000円。
これからは、年休を取って北海道に帰ることを真剣に考えないと・・・。

●現状

毎年積み重なる赤字を支援する道と札幌市に対して、税金の無駄使いではないか?という声が上がり、
存亡の危機に立たされる。
プライスリーダとしての役割を果たしているのは、現状、盆と正月だけかも知れない。
ただ、AIRDOが無くなれば、飛行機の料金が高くなる->北海道への観光を控える->
利益が減るのでまた料金を上げるといった悪循環に陥り、税金を投入する額より
北海道の産業に大きな損害を与える可能性があることを忘れてはいけないと思う。


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