休職日記

【 捨てる神あれば拾う神あり 】

4月下旬になると、税金がボディブローと効き出した。
遊ぶ時も少しでも節約することを意識し始めていた。
遊ぶ数も、帰省当時と比べるとかなり減った。
何時の間にか?通帳残金の桁が1桁落ちていた・・・。
ふと、兵糧攻めにあった兵士の気持ちになる。苦労して稼いだ金が
少しずつ無くなる苦しみ。

この苦しい時期に、休職開始時に申し込んでいた援軍が遂に姿を見せた。
親会社の健康保険組合からである。ただし、我が社からは援軍は当然の如くなし。
『傷病手当金』と『傷病手当附加金』である。
『傷病手当金』は、標準報酬日額×60%×給付日数分収入が入る。
『傷病手当附加金』は、標準報酬日額×10%×給付日数分収入が入る。
つまり、給料の70%分の収入が月々手元に入ることになる。
この援軍が、4月下旬になって初めて振り込まれた。
おかげで通帳残金の桁が1桁上がった!!
思ったより振り込まれた金額が多かったので、税金を支払っても普通に生活するには
特に困らない程度の額が残った。
これで、残金を気にせず普通に遊ぶことが出来る。(爆)
苦労せずお金が入るのであれば、あと、数ヶ月はこんな生活をしても良いと思った。
(単になまけもの(汗))
正直、健康保険組合には感謝の気持ちが芽生えた。(但し我が社には感謝の気持ちなし)
このおかげで、金銭面の苦しさから解放されたので、精神的にかなり楽になった。

ちなみに傷病手当を申し込むためには、当然、医者からの証明を貰わなくてはいけない。
医者に書いてもらう必要があるが、今通院している医師は、手数料なしでその場で書いてくれた。
本当に良い医師だと思った。
ちなみにその後に通院することになる総合病院では、手数料(2000円)を取る上に、
発行まで2週間も掛かった。この点では、個人で経営しているクリニックの方が
圧倒的に優れていると感じた。
(証明書を取るのは高い。はっきり言ってぼったくりが多い。)
この制度のおかけで、精神的負荷が1つ減った。今の自分にとって負荷になることは、
1つでも無い方が良い。

最後に予断だが、会社に復職した時に、一応見舞い金(『慶弔見舞金』)をもらうことが出来た。
金額は、50000円。飛行機の料金+荷物の搬送代程度にしかならなかった・・・。
まあ、貰えないよりはましだが・・・。
(会社に対する感謝の気持ちはなし(爆))


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