Nの世界

【 テープイメージ作成ツールとWav音変換方法 】

●テープイメージ作成ツール一覧

私が現時点で把握しているテープイメージ作成ツールです。
他にも現在入手可能なツールを使用し、吸い出す方法があれば、ご一報お願いします。
(ツール名をクリックすると、作者さんのHPに飛びます。)
P.S テープデータを未だに持っている人は世の中には結構いるらしい・・・。

ツール名 入手方法 必需品
Wav2T88 X88000と同じHP Win機
オーディオテープデッキ
オーディオケーブル
(LINEINとPhones間接続用)
サウンドレコーダ
(通常サウンドカードに付属)
CMT8001
(VB版)
j80と同じHP Win機
オーディオテープデッキ
オーディオケーブル
(LINEINとPhones間接続用)
サウンドレコーダ
(通常サウンドカードに付属)
CMT8001
(JAVA版)
j80と同じHP Win機
オーディオテープデッキ
オーディオケーブル
(LINEINとPhones間接続用)
サウンドレコーダ
(通常サウンドカードに付属)
P6DatRec
P6DatRec2
P6DatRecのHP Win機
オーディオテープデッキ
オーディオケーブル
(LINEINとPhones間接続用)
サウンドレコーダ
(通常サウンドカードに付属)
TransT88 X88000と同じHP 88実機(CMTインターフェース付)
Win機
RS232Cクロスケーブル
データレコーダ
(オーディオテープデッキ可)
CMTインターフェースケーブル


ここでは、ツールの大半を占めるWav音変換型ツールの為に、テープからWav音に変換する方法を
以下に記載します。

●Wav音吸い出し環境

< テープ(例) >
テープ(例)
※音楽のテープには、昔打込んだプログラムが入っています。

< Win機 >
自作AT互換機(Pentium3 700Mz)

< オーディオテープデッキ >
PioneerのXR-A550/MD(テープデッキ1台付きのステレオ)

< サウンドボード >
Yamaha互換の怪しいサウンドボード(確か1980円だったような(^^;)
出来れば、SoundBlaster純正品を使うことを推奨します。

< オーディオケーブル >
オーディオケーブル
(LINEOUT端子とPhones(イヤホン端子)を接続するケーブル。500円〜1000円位)
※ステレオに繋ぐ場合、ステレオ接続用変換ピン(400円位)が必要です。

< サウンドレコードTool >
サウンドボードに添付していたサウンドレコードTool(Ystation)
HotWav(フリーソフト:Vector定番)

< 吸い出し環境写真 >
吸い出し環境写真
上記のように、オーディオケーブルを接続すると、吸い出し環境の完成です。
(見難いですが、Phones(イヤホン端子)からオーディオケーブルが出ています。)
オーディオテープデッキ及びライン入力の音量は、かなり大きめに設定します。
(経験から音が小さいとほぼ100%失敗します。)
但し、パソコン側のスピーカの音は小さくします。
そうしないと、近所迷惑になりますし、最悪スピーカが燃える等とんでもない
オチを生む可能性があります。
(上記のような事態になっても責任を持ちませんのであしからず(笑))

●Wav変換

環境設定後、念のため音を再生してみます。
パソコンのスピーカから懐かしい「ガガッー」という音が聞こえれば問題ありません。
聞こえないようであれば、パソコン側の接続位置が違うかパソコン側ラインの音量が
小さいことが考えられます。
「Hotwav」にしても、「YStation(サウンドボード付属)」にしても、録音ボタンを
クリックで開始し、停止ボタンをクリックして録音を終了することは変わりありません。
(他のサウンドレコーダでもほとんど同じです。)
録音終了後、今回録音した音をWavファイルに保存します。
念のため、パソコン上で再生し、「ガガッー」という音が聞こえればとりあいず完了です。
※録音の設定は、各ツールにより異なるので、各ツールにて紹介します。

< HotWavによる音取込み >
Hotwav

< YStationによる音取込み >
YStation

●オチ1

どの方式を使うにせよカセットデッキからWin機に音をWav形式で録音する必要があります。
しかし、カセットデッキからWin機に音を取込んだことのなかったので、
方法が解かっていませんでした。(汗)
部屋に転がっていたオーディオケーブルの中に、ステレオ音声端子と接続するケーブルが
あったので最初、ラインアウト端子のついたカセットデッキを探しました。
間違いの始まりでした・・・。
家にあるステレオ、ウォークマンには、ラインアウト端子は付いていませんでした。
その後何故か?帰省した時(おぃ)、友人とラインアウト端子の付いた
カセットデッキを探しに行きました。
しかし、いろいろな電気店を探しても見つかりませんでした。
何気に、オーディオケーブルを見てみました。
Phones(イヤホン端子)とLINEOUTを繋ぐオーディオケーブルが売っていました。
そのオーディオケーブルで実現出来ることに気が付くまで時間は掛かりませんでした。
しまった!!無駄に時間を過ごしてしまった・・・。突っ込めよ!!友人!!(爆)
そんなこと(する人はいないと思うが(汗))しないように気をつけましょう。

●オチ2

そして、実際にWavに変換する時にも思わぬオチがありました・・・。(汗)
サウンドレコードToolは、以前、友人からメールで聞いていたので、
サウンドボードのドライバCDを調べて直ぐ見つけました。
(でも、説明Readme.txtが全て英語なのはご勘弁を・・・。)
オーディオデッキは、しばらく、使用していなかったウォークマン(テープ用)が
あったので、最初はそのウォークマンとパソコンを接続してWav変換を行いました。
しかし、ウォークマン調子が悪く、テープは辛うじて再生しますが、
巻戻しが上手く行かなかった・・・。電池を新品に換えてもダメでした。
そうやって、試行錯誤している内に、遂に奴はやってしまいました!!
大事なテープを絡めてしまいました!!約10分後辛うじて救出に成功?しましたが、
そのウォークマンの行く末は語るまでもありません。
その為、ステレオ接続用変換ピンを買って来て、ステレオ接続方式に切替えました。

【 Wav2T88によるテープイメージ作成方法 】へ続く



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