Nの世界

【 ミュールためのキーボード 】

●はじめに

AT互換機とPC8801では、キーボードの配列が異なります。
普通にエミュレータで遊ぶ分には、特に問題はありませんが、
ミュールのようにAT互換機にないテンキーの「=」や「,」を使うゲームは、
PC98(NX以前の古いマシン)かもしくは88実機を使って遊ぶしかありません。
しかし、世の中には、AT互換機で、古いPC98機と同じキー配列のものが
存在します。それが、「PK−KB011」です。

●「PK−KB011」情報

【 製造元 】
NEC(純正品)

【 定価 】
9800円

【 実売 】
約8000円(某T店:閉店)

【 入手方法 】
店頭で探し出すのは困難なので、ショップで注文します。
約2週間で取寄せることができます。
ちなみにNECのオンラインショップ(121ware.com)では不可能?みたいです。

【 パッケージ 】
パッケージ
【 実物 】
実物

●実際に使ってみる

本当に、AT互換機上で動作させるエミュレータ上で、キーボードを認識するか
実際にチェックしてみました。
M88上で早速ミュールを4人プレイで遊んでみました。
おおっ!4人分ちゃんと選択できる!!
土地取りも出来るし、オークションでもちゃんと自分を上下に動くことが出来る!!
これで、AT互換機でミュールの4人プレイが出来ることが確認できました。\(^o^)/
(つまり、動作に問題はないということ)

●MEで使用する時の注意

WINDOWSMEにインストール中に、「jkeyb.sys」が見つからず、CD−ROMを
探しても見つからず、困った人もいるかと思います。
なぜなら、MEは、PC−9801シリーズに対応していません。
上記ファイルは、PC−9801用なので、MEには不要ということで、
CD−ROMに入っていないみたいです。
この場合、WIN98かWIN98SEのCD上のファイルを使い、
インストールを続行します。
実際のこの方法を使って動作を確認しています。
(NT/2000系は判りませんが・・・。)

●問題点

AT互換機のキーボード(PS/2)と一緒に使うことは、一応可能ですが、
AT互換機のキーボードを特殊キー(Altなど)がレイアウトファイルが
違うため、まともに使うことができません。
従って、事実上不可能です。(逆も同様)
専用のマシンを作るか?必要な時だけKBドライバを入替えるか?
いずれにしても対応が必要です。

【 リズム音の作成方法 】へ続く



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