気まぐれ

【 作曲者の意図と違う音が鳴るMIDI 】

HP開設当時は、気にもしていなかったのですが、最近強く感じることです。
この文章を書いているのが、帰省中なので仕事用と兼用のノートパソコンで
作業していますが、ディスクトップで聞くMIDI音に比べると
余りにもしょぼい音がします。
音楽に関して疎い私でもはっきり解かるので、落差は相当なものがあります。
他のMIDIで音楽を流しているHPでも同様でした。
ここまでひどいと作曲者が気にするのも理解できます。

このことを私が最初に意識したのは、WIN98SEからWINMEにOSを変えた時でした。
WINMEは、OSインストール時に、サウンドボードを認識するので、
インストール後サウンドボード用のドライバを入れなくても音は鳴りますが、
ソフトウェアMIDIの設定まではちゃんとやらないらしく、ノートパソコンで
聞くしょぼい音しかMIDIでは聞けません。
(家は安いYamaha互換サウンドボードなので、まともなサウンドボードなら
きちんと鳴るかもしれません・・・。)
結局、WIN98SE用のドライバを入れ直したら、深みのある音が鳴るように
なったのですが・・・。

『HPで音楽を鳴らすには、現状のプラグインでは辛い。』
これが、私の所感です。
・プラグインによって、タグの書き方が違う。これにより、コントロールパネルが、
表示されたりされなかったり、曲がリピートしなかったりします。
(QuickTime系とMigPlayer系)
・MIDI規格の違い?(ちょっと自信なし)
(RolandとYahamaで音の鳴り方がかなり違うらしい)
・MP3に変換しても、普通、20〜30kbに納まらないので、
ページを開くのに、1分以上掛かり普通の人はHPを見ないで去っていく。
・結局、サウンドボードのスペックに音の質が依存してしまう。

上記から考えた結果、
・音にこだわりが無ければ、MIDIを使用する。
但し、プラグイン(bgsoundタグを含む)の仕様が統一されることが第1の条件で、
MIDI規格が統一されること(ほぼ万能のGMがあるので優先順位は低い)が
第2の条件となります。
・音にこだわりがあれば、MP3を使用する。
但し、全ての人が高速ネットを利用出来る環境にあることが条件(しばらく無理)
現状では、何かを犠牲にしない限り、HPに音楽を鳴らせない気がします。(悲)

このことは、HTMLの解説書やプラグインの解説サイトを見ても
ほとんど触れられていません。
著作権の問題は触れられていますが、音色の微妙?な違いは、多分書籍では
分からないので触れていないのだと思いますが・・・。
確かに、HPに音楽を流すのは、MIDIデータ(別にWAVでもMP3でもいいが)
さえあれば、誰にでも簡単に出来ます。
しかし、MIDIデータを使う場合、自分の環境と相手の環境で鳴る音が異なる
ことは意識する必要があります。

このページは、MP3にすると、重くて誰も見なくなるので、音色を多少?犠牲にして
引続き、MIDIで音を鳴していく予定です。


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