Nの世界

【 テープファイルのFormat 】

●はじめに

ここでは、基本的なテープファイルのフォーマットを簡単に紹介します。
フォーマットの詳細は、以下の情報を見て下さい。
T88に関しては、『T88Format』を参照して下さい。(クリックすると対象HPに飛びます。)
CMTに関しては、『CMT8001』に添付してあるreadme.txt中の付録3を参照して下さい。

●実テープのフォーマット

参考として、実テープのフォーマットを紹介します。
< プログラムファイル(BASIC) >
[Wait 2秒][D3×10][ファイル名 6Byte] [Wait 0.1秒][プログラム本体][00×9] [Wait 1秒]

ファイル名 ファイル名が6文字より短い場合は、0x00を詰めます。
Wait マーク信号で構成されてます。
プログラム本体 中間言語形式で格納されています。
※マシン語のフォーマット詳細情報は、手元に資料が無いため不明です。(爆)

●中間言語

プログラム本体に格納されるBASICプログラムは、中間言語形式で格納されているため、
中間言語の仕様が判らないとテープ内容を理解することが出来ません。

中間言語の形式は、以下の通りです。
[リンクポインタ][行番号][中間言語] ["やスペースなどの文字][・・・]

なお、N-BASICとN88-BASICでは、中間言語の仕様が異なるので注意が必要です。
< 中間言語例(N88-BASICの場合) >
0x89:GO TO(データとしては、0x89が格納されている)
0x91:PRINT

●テープファイルサンプル

CMTファイルのサンプルです。
(T88は、上記で紹介しているHPに詳細なサンプルがあるので省略します。)

< N−BASICヘッダ部 >
N−BASICヘッダ部

※D3×10、ファイル名 6Byte、リンクポイント、行番号、中間言語・・・の形で
格納されている。

< N−BASICフッダ部 >
N−BASICフッダ部

※最後に00×9が付加されている。

< N−マシン語ヘッダ部 >
N−マシン語ヘッダ部

※3A、先頭アドレス(2Byte)、チェックサム(1Byte)、3A、ブロックサイズ(1Byte)、
実データ(Dコマンド見たものと同じ値)・・・の形で格納されている。

< N−マシン語フッダ部 >
N−マシン語フッダ部

※最後に3A、00、00が付加されている。

【 特殊フォーマット 】へ続く





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