Nの世界

【 スキャナーを利用したBASICの入力方法 】

●はじめに

BASICの入力といえば、真っ先に頭に浮かぶのは、やはりベーマガに掲載されていたプログラムの
入力が頭に浮かびます。
今回、ベーマガライブラリでBASICプログラムを入力している経験を元に、BASICプログラムの
入力について説明したいと思います。

●入力方法

M88+diskdrv+市販OCRソフトで入力する事を前提で説明します。
といっても、スキャナーで単純にリストを取り込んで、OCRソフトで認識させたものを
修正するだけなので、注意事項等を列記したいと思います。
・入力する上で、最も障害になるのは、「GRPH」を使った文字です。OCRソフトで認識させるだけ
無駄なので、行の大半が、「GRPH」を使った文字であれば、無視して後から直接M88上でその行を
入力した方が早いです。最終的には、M88上で直接修正する事になるので、「GRPH」を使った文字を
OCRソフトで認識させる事は考える必要はないと思います。
・「GRPH」+テンキー「=」で入力する「|」は、AT互換機のキーボードから、M88上で入力する事は、
出来ません。しかし、タイトル文字やノーマルキャラを使ったゲームでは、結構この文字を使って
います。現状では、この文字は、何か別の文字("*"や"@"等)を仮入力しておいて、バイナリエディタで、
直接文字コード(0x96)を入力するのが、一番無難かと思います。
・マシン語の入力に比べて、文字種は沢山ある分、誤認識は当然多いです。ただ、同じパターンで
同じように誤る傾向があるので、テキストエディタやOCRソフト上の一括置換や検索機能を使用して、
効率良く修正する事が重要です。

【 スキャナーを利用したマシン語の入力方法 】へ続く



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