1.最短距離で繋ぐため、3本以下の短路線を細かく繋ぐより、遠回りしてでも5本、6本の長路線を絡めて繋ぐ。
とにかく目的地に繋げばよいと2本、3本の短路線を中心に繋いでもこのゲームで勝つのは厳しいと思います。
常に長路線取得を意識することは重要です。
例えば、目的地と関係なくても色指定なし6本の長路線である『ウィニペグ~スー・セント・マリー』を取れば、それだけで15点が入ります。
これは、北アメリカでは7/30番目に高い『ロサンゼルス~シカゴ』の16点に相当する高得点です。
目的地チケットを引いて高得点チケットを引き当てたのと同じ効果があります。
また、5本の長路線でも10点得点が入ります。これは、北アメリカでは17/30番の『トロント~マイアミ』の10点に相当する中得点です。
そのため、全く目的地と関係なくても5本、6本の長路線を取得して得点を獲得するのは勝つための有効な手段です。
短路線ばかり取っているとトレインカード取得の手数は同じでも路線取得手数が余計に掛かります。
そのため、長路線中心で取得する人に対して路線取得の手数でも線路点でも負けます。
その結果、
自分の置ける線路を10個以上残してファイナルラウンドを迎え、連続最長経路も
グローブトロッターも距離と手数の差で
取られることになるでしょう。
目的地を全て繋いでいるにも関わらず、100点を超えないようであれば、路線の取得ルートを見直した方が良いと思います。
まずは一番最初に線路を使い切るプレイを心掛けると点数が伸びると思います。(線路を全ておけば最低45点入るため)
2.短い目的地チケットを長路線で繋ぐことを考える。
例えば、北アメリカでは30/30番目の目的地チケットである『デンバー~エルパソ』の4点を『デンバー~サンタフェ~エルパス』と繋ぎ
線路点4点獲得すれば良いと最初から考えているようならこのゲームで勝つのは厳しいと思います。
同じ路線取得手数なら、『デンバー~オクラホマ・シティー~エルパソ』と繋ぎ線路点17点を狙うべきです。
これだけでも13点も得点が異なります。
特に、グローブトロッター狙いの場合、短路線を繋いて目的地チケットを引く時間に回しがちになりますが、長路線取得が短路線チケット2枚分に
相当することを意識して取ればより高得点を狙うことが出来ると思います。
3.目的地チケットを引いて当たる確率を上げることを意識する。
自分が引いた路線に対して目的地チケット引くことを考えた時、『○○~XX』路線が残っている可能性が思い浮かばないなら、
このゲームで安定して勝つのは厳しいと思います。最低でも高得点の目的地チケットだけでも覚えていないと一発逆転を狙うことができません。
例えば、北アメリカでは、『シアトル~ニューヨーク』22点を繋げたら、『バンクーバー~モントリオール』20点が残っていそうなら予め先に繋いでおき、
その後の目的地チケット引きで引くことが出来れば一気に優位に立つことができます。
これは目的地チケットを知らずにやみくみに路線を引いては決して出来ない芸当です。
後1~2本引けば達成出来そうな路線を意識しつつ、既存の目的地チケットを完成させる際、持っていない目的地チケットのルートを経由することを
意識出来れば、目的地チケットを引いて一発逆転を狙い易くなり勝率がアップするかと思います。
特に、1910メガゲームの場合、グローブトロッター狙いや3、4枚一気に当てて得点荒稼ぎを狙えるので、短路線、中路線の当たる可能性を
上げることが安定して高得点を出すコツの1つかと思います。
4.連続最長経路のために目的地チケットの一筆書きを創造する。
初手で目的地チケットを3枚持っているとした場合、目的地チケットを繋ぐ事だけを考えバラバラに繋ぐようなら、このゲームで勝つのは厳しいと思います。
目的地チケットを選ぶ時、なるべく近い路線かつ一筆書きを描ける形の目的地チケットを取るのが基本です。
横路線での繋げば勝ちという高得点狙い以外、無理のない目的地チケット選びをすべきです。
5.初手で捨て目的地チケットを持つ勇気を持つ。
初手で目的地チケットを選ぶ時、2枚まですんなり決まりますが、後1枚が余りにも浮いて使いようがない場合があります。
こんな場合でも無理して目的地チケットを無理して繋ぐようであれば、このゲームで勝つのは厳しいと思います。
どうしても使えない目的地チケットがある場合、一番得点の少ない得点の目的地チケットを選びその目的地チケットは無視すると良いです。
往々にして10点以下の目的地チケットを無理して繋ぎにいくより、目的チケットを1~2回引いた方が捨てた得点より新たに獲得する得点の方が多いです。
6.相手が場札から取ったトレインカードの色に注目する。
相手が場札から取ったトレインカードの色を意識しないようであれば、このゲームで勝つのは厳しいと思います。
特に5本、6本の長路線取得狙う場合、必ずといっていいほど場札から欲しい色のトレインカードを取得します。
緊急時には虹トレインカード
を強引に取ってきます。
相手の狙いを類推する重大なヒントを見逃すようでは、線路を置くタイミングを逸し、短路線で遠回しさせられ惨敗することは必須です。
例えば、黒、白のトレインカードを中心に取得していれば、最上段のカナダラインを狙っている可能性が高いと読めます。
黒、緑、赤のトレインカードを中心に取得していれば、最下段のマイアミラインを狙っている可能性が高いと読めます。
特に横路線の高得点狙いがいるかと自分の周りにライバルがどの位いるか判断する重要な情報なので自分の番でないからと気を抜かないように。
7.山札の虹トレインカードを引ける可能性を意識する。
山札から虹トレインカードが引ける可能性が高い時に場札から普通のトレインカードを取って虹トレインカードを場札に出すようではこのゲームで勝つのは厳しいと思います。
対人戦では、最初トレインカードを溜め込む傾向が強く場札が早めになくなり、虹トレインカード3枚で流れた山札、使われたトレインカードを基に再度山札がシャッフルされます。
特に最初の山札シャッフルは重要です。ほとんど路線が取られず、虹トレインカード3回(9枚)流れているような状況であれば、ほぼ確実に虹トレインカードを1枚以上入手できます。
逆に最初の山札シャッフルまでに5、6本の長路線が複数取られている状況なら虹トレインカードが引ける可能性が低いので素直に場札から必要なトレインカードを取った方がよいでしょう。
No. | From | To | 得点 |
---|---|---|---|
1 | モントリオール | ニューオーリンズ | 13 |
2 | モントリオール | ダラス | 13 |
3 | ボストン | マイアミ | 12 |
4 | スー・セント・マリー | マイアミ | 12 |
5 | ダラス | ニューヨーク | 11 |
6 | カンザス・シティ | ボストン | 11 |
7 | トロント | マイアミ | 10 |
8 | ヒューストン | ワシントン | 10 |
9 | ニューヨーク | マイアミ | 10 |
10 | モントリオール | アトランタ | 9 |
11 | スー・セント・マリー | ナッシュビル | 8 |
12 | ピッツバーグ | ニューオーリンズ | 8 |
13 | セントルイス | マイアミ | 8 |
14 | シカゴ | ニューオーリンズ | 7 |
15 | シカゴ | ボストン | 7 |
16 | モントリオール | ローリー | 7 |
17 | モントリオール | シカゴ | 7 |
18 | ニューヨーク | アトランタ | 6 |
19 | ナッシュビル | ニューヨーク | 6 |
20 | トロント | チャールストン | 6 |
21 | シカゴ | ニューヨーク | 5 |
22 | シカゴ | アトランタ | 5 |
23 | ボストン | ワシントン | 4 |
24 | ワシントン | アトランタ | 4 |
※赤字は、中地区との横路線を示す。
約35%の目的地チケットが集中するグローブトロッター狙いには最適の地区です。それだけにライバルがいる可能性は高いです。
東地区で確実に抑えたい都市は、 モントリオール、マイアミ、ニューヨーク、シカゴ、アトランタです。
高得点+目的地チケットヒット率向上のためには、スー・セント・マリー、ダラス、ニューオーリンズ、ワシントン、ナッシュビルを抑えると良いです。
細かい路線が非常に多いのでどうしても線路点が低くなりがちです。また、目的地チケットを引く事を優先するため、線路は10本以上余るのが普通です。
連続最長経路はまず取れないので、無理に一筆書きで繋ぐ必要なありません。グローブトロッターが取れなければ正直勝ち目はゼロです。絶対取りましょう。
『スー・セント・マリー~モントリオール』の黒5本と『ニューオーリンズ~マイアミ』の赤6本を取れると線路点もそこそこ安定するので積極的に狙うべきです。
また、『アトランタ~ナッシュビル』の無1本は初手で取りにべきです。
最大のライバルである横路線の肝であるアトランタ、ナッシュビル、ニューヨーク付近をライバルと協力して封鎖して手数を掛けさせることが
出来れば勝利はぐっと近づくと思います。
No. | From | To | 得点 |
---|---|---|---|
1 | バンクーバー | サンタフェ | 13 |
2 | バンクーバー | ダルース | 13 |
3 | ウィニペグ | ヒューストン | 12 |
4 | デンバー | ピッツバーグ | 11 |
5 | ウィニペグ | リトルロック | 11 |
6 | ソルトレーク・シティ | シカゴ | 11 |
7 | バンクーバー | デンバー | 11 |
8 | ダルース | エルパソ | 10 |
9 | ウィニペグ | サンタフェ | 10 |
10 | シカゴ | サンタフェ | 9 |
11 | スー・セント・マリー | オクラホマ・シティー | 8 |
12 | ダルース | ヒューストン | 8 |
13 | オマハ | ニューオーリンズ | 8 |
14 | ソルトレーク・シティ | カンザス・シティ | 7 |
15 | ダルース | ダラス | 7 |
16 | デンバー | セントルイス | 6 |
17 | ウィニペグ | オマハ | 6 |
18 | カンザス・シティ | ヒューストン | 5 |
19 | デンバー | エルパソ | 4 |
※赤字は、東地区との横路線を示す。青字は西地区との横路線を示す。黄字は西地区~中地区~東地区の横路線を示す。
『ウィニペグ~ヒューストン』間を細々と縦断する印象が強い中地区です。
純粋な目的地チケットが、14%程度しか存在しないため、余り目的地チケットが存在しない外れ地区と思っている人が多いと思います。
しかし、バンクーバーを上手く絡めると実は思っている以上の高得点と
高確率で目的地チケットを
当てることが出来ます。
(西地区と複合戦術になるが、シアトル、カルガリー、デンバー、サンタフェ、フェニックス、ロサンゼルスを抑えると強い)
ライバルが被る可能性は少なく最悪の場合でも細かく繋ぐ事は出来るのである程度安定して得点を取ることが出来ます。
中地区を上手く使うには、『ソルトレーク・シティ~デンバー~カンザス・シティ~シカゴ~ピッツバーグ』の横路線目的地カードが複数枚あること、
『ウィニペグ~ダルース~オマハ~ヒューストン』の縦路線目的地が思った以上に枚数があることを理解する必要があります。
そして、『バンクーバー~カルガリー~ウィニベグ』路線を確保して初めて、ヒューストン方面とデンバー方面の2面に足を伸ばす意味が
あることを知っておくべきです。
線路点が高い路線が多いので、遠回りしながら繋いでいくと、線路点+連続最長経路で十分勝負に絡むことが出来ます。
中地区で確実に抑えたい都市は、ウィニペグ、バンクーバー(西地区だが重要)、ダルース、ヒューストンです。
高得点+目的地チケットヒット率向上のためには、デンバー、サンタフェを抑えると良いです。
『カルガリー~ウィニベグ』の白6本はバンクーバーへの道確保の意味を含め積極的に狙うべきです。
『ヒューストン~ニューオーリンズ』の無2本は横路線相手に妨害する可能性が高いのと東地区との複合戦術を取る上で重要な路線なので序盤で確保して良いと思います。
当然、『バンクーバー~カルガリー』の無3本もライバルが少ないとはいえ、相手に先に取られると1手余計に掛かるため早めに確保した方が良いでしょう。
横路線より先に5、6本の路線を抑える事に成功すれば、相手は細かく複数手掛けて接続せざるおえなくなり勝率が高くなります。早仕掛けを意識しましょう。
勝つにはなかなか厳しい地区ですが、北アメリカと違って勝つのがほぼ不可能なレベルではありません。この地区中心で勝てるようなら一人前のチケットマスターだと思います。
No. | From | To | 得点 |
---|---|---|---|
1 | カルガリー | フェニックス | 13 |
2 | バンクーバー | サンタフェ | 13 |
3 | バンクーバー | ダルース | 13 |
4 | ロサンゼルス | カルガリー | 12 |
5 | ポートランド | フェニックス | 11 |
6 | バンクーバー | デンバー | 11 |
7 | シアトル | ラスベガス | 10 |
8 | シアトル | ロサンゼルス | 9 |
9 | ロサンゼルス | オクラホマ・シティー | 9 |
10 | ヘレナ | ロサンゼルス | 8 |
12 | カルガリー | ソルトレーク・シティ | 7 |
13 | バンクーバー | ポートランド | 2 |
※青字は中地区との横路線を示す。
西地区は横路線の基点となる重要な都市が多数ある地区です。そのため、この地区だけ戦うための目的地カードが余りにも少なすぎます…。
正直、縦路線で勝つことに拘るならば、中地区との複合戦術を取らないと勝ち目は極めて薄いです。
ウィニペグからヒューストンまでU字に繋ぐようにして、持っている中地区との目的地チケットに関連する部分だけ足を出すという線路の引き方が基本になると思います。
西地区で確実に抑えたい都市は、バンクーバー、カルガリー、ポートランド、シアトル、ロサンゼルス、フェニックス、サンタフェ(中地区)です。
高得点+目的地チケットヒット率向上のためには、デンバー(中地区)、サンタフェ(中地区)を抑えると良いと思います。
横路線との複合になりますが、『ポートランド~ヒューストン』、『シアトル~オクラホマー・シティ』 も目的地チケットの狙いに含んでよいと思います。
西地区で早めに抑えると面白いのは、『ロサンゼルス~ラスベガス』の無2本、『シアトル~ポートランド』の無1本(複路線)です。
横路線狙いの一発で地獄へ落としうる可能性がある手かつ無駄手にはならないので序盤で取得しても面白いと思います。
現実的には中地区との連携路線を取りつつ、横路線の長距離目的地チケットを引きを狙うのが最も勝ち易い戦術かと思います。
No. | From | To | 得点 |
---|---|---|---|
1 | ラスベガス | マイアミ | 21 |
2 | サンフランシスコ | ワシントン | 21 |
3 | シアトル | ニューヨーク | 20 |
4 | ロサンゼルス | ニューヨーク | 20 |
5 | バンクーバー | モントリオール | 20 |
6 | ロサンゼルス | マイアミ | 19 |
7 | ラスベガス | ニューヨーク | 19 |
8 | ポートランド | ピッツバーグ | 19 |
9 | フェニックス | ボストン | 19 |
10 | ポートランド | ナッシュビル | 17 |
11 | サンフランシスコ | アトランタ | 17 |
12 | サンフランシスコ | スー・セント・マリー | 17 |
13 | ロサンゼルス | シカゴ | 16 |
14 | ポートランド | ヒューストン | 16 |
15 | ロサンゼルス | アトランタ | 15 |
16 | シアトル | オクラホマ・シティー | 14 |
17 | カルガリー | ナッシュビル | 14 |
北アメリカでは最強にして唯一とも言うべきほど横路線戦術は強力です。
1910メガゲームでは、グローブトロッターのお陰で縦路線だけでも十分勝負できるようになっています。
しかし、それでも横路線戦術は強力です。横路線が複数近く重なる多々ケースあるのでそんな当たり籤を引けば、繋ぎさえすれば勝利は約束されたも同然です。
個人的には横路線+東地区を複合(目的地チケットが1つは当たる)して、連続最長経路もグローブトロッターのW受賞する形にするのが最強(200点近く取れる)だと思います。
初手で、縦路線で低得点の目的地チケットしかない場合、横路線チケットを狙うか?横路線狙いを妨害するか?いずれにしても横路線に対する戦術を早めに決定する必要があります。
イメージとしてはシアトル~ロサンゼルス+ラスベガス~マイアミ~アトランタ+ナッシュビル+ニューヨーク+ボストンまで南側をU字に最短距離で繋ぐのが理想かと思います。
これだと、ポートランド、ロサンゼルス、ラスベガス、マイアミ、アトランタ、ニューヨークと横路線重要都市を押さえつつ、横路線を最大12/17本も取れる可能性があります。
横路線で確実に抑えたい都市は、ロサンゼルスとニューヨークが基本です。
高得点を狙うには、
西地区では、サンフランシスコ、ラスベガス、ポートランド、シアトルを狙います。
また、バンクーバー、カルガリーは中地区との複合戦術時はメインに狙います。
東地区では、アトランタ、ナッシュビル、マイアミを狙います。
ワシントン、ピッツバーグ、ボストン、モントリオール、スー・セント・マリーは相手の横路線と被っていなさそうなら狙います。
アメリカ大陸の真ん中を通す場合は、シカゴは確実に通した方が良いですが、上か下経由の場合、線路が足りなくなるので無理に狙う必要はありません。
横路線の目的地チケットを上手く引けば、横路線だけで十分勝つことは出来ますが、横路線の目的地チケットは24%程度です。
且つ、必ずしも引いた路線の横路線の保証はありません。
横路線の場合、マークが厳しくなるため、当初描いた一筆書き通り引ける事は皆無です。
細かく路線を刻まされる場合に、回された都市から出ている縦路線が何かを把握しておくと、臨機応変に目的地チケットを引いて足りない得点を補えます。
この事を意識しながらプレイすると獲得得点と一発逆転率が上がります。覚えておいて損はないと思います。
それと横路線戦術の場合、どうしても5本、6本で路線を取りたくなり序盤からトレインカードを溜めるプレイになりますが…。
『アトランタ~ナッシュビル』の無1本を相手に取られると線路の本数と手数が足りなくなり
致命傷になる場合が多々あります。
また、マイアミがあるなる
『ヒューストン~ニューオーリンズ』の無2本も相手に取られると致命傷です。
交通の要所の短路線は早めに押さえつつトレインカードを溜めるバランス感覚が横路線で勝負する上で重要です。
トレインカードを溜め込みすぎて、目的地への路線が封じされては高得点がマイナスになり勝つ可能性は0%になりますから…。
ここまで各地区単位の戦術と横路線戦術を書いてきましたが、実際のゲームでは目的地チケットがより引ける可能性を求めて他地区、横路線との複合を考えます。
個人的に有効だと思う複合路線戦術は、次の2つです。
・横路線+東地区の複合戦術
長い横路線と目的地チケットの引ける確率の高い東地区との組合わせは、目的地チケットを引いてマイナスになる確率が低い上、高得点が取れる可能性が高いです。
また、一筆書きでの連続最長経路を狙い易いため、非常に作戦が立て易いです。
・西地区+中地区の複合戦術
バンクーバー発のチケットの組合わせで東地区と引けを取らない程度のチケット数があり、展開によっては『バンクーバー~モントリオール』、『シアトル~ニューヨーク』の
横路線と組み合わせることも可能など柔軟性もある。5、6本の路線も多いので線路点も十分稼げるのは大きなプラス材料です。
中地区+東地区の複合戦術は、ウィニベグ~ヒューストン間にある目的地チケット狙いになりますが、更に路線取得に手数が掛かるため東地区のメリットである目的地チケットを
引く回数が減ります。そのため、目的地チケット点数が伸びないことになります。
中地区+横路線の複合戦術は、どうして中地区を十字に引くような形になる上、残り本数の都合でどうしても中地区を縦に細かく繋ぐことになります。
連続最長経路も狙えず、目的地チケットも思ったより引けず中途半端な形の点数になることが多いです。
西地区+
横路線の複合戦術は、複数の横路線を取るために西地区を出発都市を取る以外の都市を狙っても狙える路線数が少ない上、消費線路量も多いため、
どうしても、横路線+東地区の複合戦術と比べてピンポイントの運が必要となり安定しません。
上記3つの複合戦術でも目的地チケットの持ち方、引き次第では勝つことができますが安定した強さはないと思います。どっちかというと魅せて勝つための選択の1つです。
基本的には、欲しい色が場札にあればその色を場札から取ります。
山札が1順した直後は、虹が引ける可能性が高いので、山札から取ります。
色は、長路線およびキーになる短路線の色を優先してとります。
45個線路を置く場合でも、場札から虹を1回だけ取っても手順に無駄がないため、1回は場札から虹を取るべきです。
無色1~3マスの短路線を取る場合、相手が欲しい色を取っておくと、手を遅らせることが出来るので非常に有効です。
同じ色を9枚以上集めて置かずに手札にロックすると、その色がないと致命傷になる人が1人はいるので色ロックは有効ですが、
虹カードで回避される可能性があるため、過信は禁物です。
場札にある一色のトレインカードと虹カードしかない場合、全員が山札から取る展開になりがちですが、
長路線を中心に狙っているのであれば、わざと場札から取って場札のチェンジ(虹3枚でも総チェンジを含む)を狙ってよいです。
中盤以降、繋がれると自分が負ける路線の色があれば、いらなくても取る手はあります。
中盤以降、場札から2枚引いても欲しい色が引ける確率が低そうなら積極的に場札から虹トレインカードを取るべきです。
縦路線で勝負する場合、目的地チケットを引く手を確保するため、全ての線路を引く必要がありません。
そのため、トレインカードを45枚取る必要がありません。
最低限必要枚数だけ取るべきです。
複数欲しい色がある場合、ライバルの数が多い色を優先すべきです。他の人が取らない色であれば後回しにして問題ありません。
線路を置くかトレインカードを取るか迷った場合、経験上線路を置いた方が上手く行く場合が多いです。
このゲームは路線を取ることが、相手への妨害が兼ねることが多々あります。
線路を置くタイミングが1手遅れたため、相手に欲しい路線を取られ、
路線を迂回させられたことによる
線路点、手順のロスで負けることが多々あります。
最悪の場合、目的地都市への路線が全て封じられ目的地チケット(特に横路線)の得点がマイナスになることも多々あります。
山札から虹トレインカードが引ける可能性が高い場合、場札に欲しい色のトレインカードがある場合、人情としてトレインカードを引きたくなります。
結果として、引きたいトレインカードがなくなるまで線路を置かないことになるかと思います。正直、CPU相手ならそれでもなんとかなると思います。
また、目的地チケットを引いてから引いた目的地を見てから線路を置くか、先に目的地チケットの引ける可能性がある路線に線路を置くかによってタイミングが違います。
他の行動を優先するか/線路を置くことを優先するか?その駆け引き能力こそがTicket to Rideでの強さを決める要素だと思います。
1.1ターン目
まず、1ターン目の自分の番が回ってきた時に、『ナッシュビル~アトランタ』間の1マス無色路線を取るか考慮する必要があります。(人はこれを燕風拳と呼ぶ)
なぜなら、高確率で存在する横路線と東地区戦術の肝になる路線だからです。
アトランタ、ナッシュビル、マイアミ付近を通す必要がある場合、同区間を取らないといきなり路線を回されることが確定するので1手目で取るべきと考えます。
5人戦であれば、自分の目的地に関係ないとしてもギリギリ45個列車を使わない限り、妨害という意味で取るという選択肢があります。
最低でも2人の手を遅らすことは期待出来るのでかなり有効な手段だと思います。
もしも、横路線でマイアミ、アトランタを狙う必要がある時に同区間を先に取られた場合、
『ヒューストン~ニューオーリンズ』間の2マス無色路線を取れないと
かなりの手数のロスが発生するため全力で取りにいく必要があります。
上記、2路線は、5人戦では1手目で無くなる確率が結構高い路線なので、2手目で取れば良いと考えない方が良いかと思います。
また、妨害という意味では、『シアトル~ポートランド』(2,3人戦なら必須)は、複路線ですが横路線の肝路線なので、相手の動向を探る意味で1手目に取るのはありだと思います。
他に1ターン目に取って効果が高い路線可能性がある路線は、『ロサンゼルス~ラスベガス』、『トロント~ピッツバーグ』ですが、相手の妨害になる確率はそれほど高くないため、
自分がどうしても欲しい場合以外は無理に取りに行かなくてもよいかと思います。
2.序盤(山札一巡~山札が無くなるまで)
相手が場札から取っていく色は、どの路線を狙っているか探る重要なヒントになります。
特に5本、6本の路線を狙う場合、必ずといっていいほど場札から色札を取るため、その色からどの路線を狙っているかある程度類推することが出来ます。
横路線警戒ならば、黒、緑、赤なら『ロサンゼルス~マイアミ』方面、黄、橙、桃なら『シアトル~ニューヨーク』方面、桃、黄、緑なら『ロサンゼルス~シアトル』方面経由
ニューヨーク、アトランタ、ナッシュビル方面、黒、白なら『バンクーバー~モントリオール』もしくは『ロサンゼルス~エルパス~フェニックス~デンバー』、
黒、黄なら『ロサンゼルス~オクラホマ・シティー』経由ニューヨーク方面、青ならマイアミ方面の可能性を警戒というのが基本線の読みかと思います。
もし、不幸にも自分の欲しい長路線にライバルがいると確信した場合、序盤でも虹トレインカードを使っても先に路線を取る必要があります。
例え、自分がその色のカードを10枚位抑えていても、後半ライバルが虹トレインカードを6枚ぶちこんで強引に取ってくる可能性があるため、油断して後回しにしない方がよいでしょう。
対人戦の場合は特に、路線は取れる時に取るべきだと思います。
序盤、特に山札が1順するまでは、基本的に自分の欲しい色のトレインカードと迂回する保険のトレインカードを取ります。
5、6本の長路線は、手札が揃った時点で手数に無駄がないため、序盤からでもどんどん置いて問題ないと思います。
但し、山札が1順した後の虹トレインカードが引ける可能性が高いフィーバー状態
(場札で虹トレインカードが6枚以上流れる)場合、
ワザと線路を置かず山札の虹トレインカード率を高めることはありかと思います。
また、相手に先に取られると致命傷になる路線は、序盤でも積極的に取るべきと考えます。
『ウィニペグ~スー・セント・マリー』間の無6本、『ロサンゼルス~フェニックス』間の無3本、『ソルトレーク・シティ~デンバー』間の赤黄3本、
『シカゴ~ピッツバーグ』間の黒橙3本、『ピッツバーグ~ニューヨーク』間の緑白2本辺りは誰かが狙っている可能性が高いです。
相手に先に取られると、路線を回されたり、他色を揃えることを強いられるので、早めに路線を取りにいってよいかと思います。
この手の路線を取ることで相手も必死になり、いきなり中盤戦の激しい線路の置き合いになることは多々ありますが…。
展開が進むと、5人戦では、山札がなくなる可能性がかなり高いです。極端な場合、誰も線路を置いていない場合ケースもあります。
山札がなくなった場合、目的地チケットを引くか線路を出すかしか選択肢がありません。
この場合、下手の5、6本の長路線を取るのは危険です。
ライバルに出したトレインカードを回収されまたトレインカードを出すはめになり、トレインカードの枚数差で今後の展開が不利になります。
1~2枚程度の必要な路線を取ってお茶を濁しつつ、相手の焦りを誘えるような路線を取るのが理想と思います。
この駆け引きこそ5人戦(CPU戦は除く)でのTicket to Rideの醍醐味といえるでしょう。
不要なトレインカードでも取って相手に2択を迫るというのはこのタイミングでしか出来ません!!(こんなことばっかやるから自分の後番になるのは嫌がられる…。)
3.中盤
ある程度手札が揃い始めたら、皆一斉に目的地に向けて線路を置き始めます。
線路を置いていくことにより、その近辺の線路を取ってくるライバルの姿が見えてくると思います。
この場面では、ある目的地チケットを繋ぐことが出来なる路線というのが多々出てくるので、先手を打って路線を取っていくことが重要です。
ライバルを後手後手回すことが出来れば他のライバル合わせ打って蹴落としてくれることも期待出来ます。
基本的には、ライバルで混雑しているから脱出路を確保するように線路を置きます。
悠長に構えていると目的地にいく路線が全てSoldoutすることは珍しくありません。
特に3マス以下の路線は、ライバルが邪魔するために路線を取りに来ることは珍しいことではないので、早めに確保した方がよいでしょう。
路線を取る時は、なるべき路線同士繋いでいき短路線1箇所封じられば自分がやられる形は極力避けるべきです。
短路線1箇所封じれば巨大なマイナスが期待できるならライバルの誰かは撃ってくると考えるべきです。
複数繋ぐ方法を見せておけば、よっぽどのことがない限り、同時に全路線封じられることはないでしょう。
どうしても欲しい色トレインカードの取得を優先するか線路を置くかその選択がこのゲームの勝敗を左右するといって過言でないでしょう。
4.終盤
基本的に中盤と一緒ですが、目的地チケットを先に引くか、路線を予め引いておくかの選択が迫られます。
ライバルがいそうな路線であれば、先に路線を取ってよいと思います。
通常、目的地チケットを先に引いた方が余計な路線を引かなくてよいのと、目的地チケットを外した場合でも再度引き直す時間が確保できるので
先に目的地チケットを引くことをお勧めします。
ある程度勝算(線路点が高い、横路線中心)があって、連続最長経路が狙える場合は、距離を伸ばして速攻で終了を狙ってよいかと思います。
場合によっては相手の連続最長経路を阻止するために延ばし先に線路を置くのはありだと思います。
自分の目的地チケットが引き終えていて線路に余裕があり、相手にここを封じれば大マイナス(対横路線)が期待できる場合、積極的に妨害するのはありです。
横路線中心の場合、勝てると思えば早めに終わらせても良いですし、余裕があれば、横路線の目的地チケットに期待して終了せず目的地チケットを引きまくるのもありです。
縦路線中心の場合、自分で線路を終わらせるのは難しいので、横路線、長路線中心の人に妨害を入れ手を遅らせ、その間に目的地チケットを引きまくって
安全圏に逃げ込む線路の撃ち方になるかと思います。
1910メガゲームの場合、開始時に5枚中3枚以上目的地カードを選ぶ必要があるため、2枚は問題ないが後1枚がしっくりこないケースが多々あります。
基本的には、横路線をメインにその近くを通り一筆書きしやすい路線を3枚選びます。運良く4~5枚狙えそうなら取って問題ありません。
縦路線しかない場合は、東地区の路線のみ3枚以上取るのがよいでしょう。
中地区、西地区の路線が3枚以上あるならその地区を中心に取って問題ありません。
問題は、3枚目の目的地チケットを取ると、細かい部分を回され手数が掛かる場合及び、初めから45枚ギリギリの1パターンでしか繋げなくなるケースです。
この場合、思い切って一番安い目的地チケット(10点以下)を取り初めから無視するのが上策です。無理に繋いでも得点が延びることは皆無です。
例えば、東地区2枚、中地区1枚、西地区2枚の縦路線目的地チケットが5枚の場合、東地区か西地区のどっちか2枚を取って残り3枚の内、一番低い点数の
目的地チケットは捨てるべきです。初めから無理に引くなら、ゲーム中に目的地カードを引いた方が好結果が出る確率が高いです。
自分が引いた路線に該当する目的地カードが存在する可能性が高いなら目的地カードは積極的に引くべきです。
但し、目的地カードが引ける可能性が低い路線になった場合と目的地カードがある程度で尽くした場合はとっととゲームを終了させた方が勝率があがるでしょう。
4枚中1枚当たりがあればよいですし、不幸にも10点以上の目的地カードのみで全てハズレということはそうめったに起きる話ではありません。
ハズレの場合は、素直に一番安い得点の目的地チケットを引くべきです。
また、高得点目的地チケットが期待できる場合、数手かけて10点以下の目的地チケット引くなら一番低い点数の目的地チケットを取って、再度目的地チケットを
引いてよいと思います。
まず、目的地カードを引くか検討するのは最初の1~3ターン目です。
目的地カードが縦路線のみの場合、および初めから目的地カードを1枚捨てている場合、先に目的地チケットを引いて置くと
今後の路線計画と予想総得点のメドが立つのでその後の展開がやりやすくなるケースが多いです。
次に目的地カードを引くか検討するのは、場札がなくなり、線路を置くか目的地カードを引くか2択を迫られた時です。
元々、目的地カードを引くつもりであれば、ここで目的地カードを引き、次の人にこの状態をパスする手はありだと思います。
その次に目的地カードを引くか検討するのは、手持ちの目的地カードが全て引いた後もしくは引けるメドが立った直後かと思います。
まず、この頃には、誰かが線路を置いてゲームを終了させられるだけのトレインカードを持っています。
大事なことは、目的地カードを引く前に場札を覚えておくことです。
相手の残り列車数と引きたい路線から残りターン数を予想し、自分の手札と場札から引いた目的地カードを最短で引けるターン数を計算します。
理想は0~2ターンで自分の手札だけで引ける目的地チケットを取ることですが、1枚当たる可能性は高いものの2枚以上当たる可能性は低いです。
3枚以上も当たれば一気に逆転なんてこともありますが、これは横路線か東地区に理想的な路線の引き方をしている時以外あり得ないと考えるべきです。
横路線の高得点路線を引ければ一発逆転が狙えて手札が1~3枚程度足りない場合、残りターンが数ターンあると思えば、山札にかけて勝負に行くのはありです。
但し、後6枚以上必要なんて場合は、序盤、中盤でない限り、選択しても大きなマイナス得点になるだけなので辞めた方がよいでしょう。
グローブトロッター狙いでライバルがいる場合は、早い手数で完成させることが出来る目的地チケットを優先的に取っていくべきです。
但し、対人戦の場合、ダミーで目的地チケットを引いている場合があるので焦って目的地チケットを引き過ぎないように注意する必要があります。
(これは路線の引き方でほぼ見極められる)
基本的に、グローブトロッター狙いの場合、線路を全て使い切ることと連続最長経路は捨てて考えるべきです。
大事なことは、目的地チケットを引くターン数をどれだけ確保するかです。最低でも3ターン以上確保したいところです。
引くターン数確保のため、今までとは正反対に同じ手数で繋げるなら短い路線を選択することも考慮する必要があります。
トレインカードを取るターンを目的地チケットを引くターンにするためです。
但し、グローブトロッター狙いの場合、どうしても目的地チケットの点数も線路点も少なくなりがちです。
アメリカ大陸の真ん中を通す形での横路線から派生で目的地チケットを狙う形を取るかを長路線を2つ以上混ぜる形の縦路線型にしないと
グローブトロッターは
取ったけど100点~120点程度しか取れず連続最長経路を取った横路線中心の人に負けることになるでしょう…。
もう一工夫して得点を伸ばすことを意識したプレイが出来るかがグローブトロッター狙いで勝てるか否かの境目だと思います。
対人戦ではまず引くことは不可能に近いですが…。目的地チケットを引いて高得点を狙える理想路線の例を紹介します。
1.ロサンゼルス、シアトル、ニューヨーク、マイアミ経由欲張り横路線狙い(黄6、橙6、桃6系ルート)
No. | From | To | 線路数(線路点) |
---|---|---|---|
1 | ラスベガス | ロサンゼルス | 2(2) |
2 | ロサンゼルス | サンフランシスコ | 3(4) |
3 | サンフランシスコ | ポートランド | 5(10) |
4 | ポートランド | シアトル | 1(1) |
5 | シアトル | バンクーバー | 1(1) |
6 | シアトル | ヘレナ | 6(15) |
7 | ヘレナ | ダルース | 6(15) |
8 | ダルース | スー・セント・マリー | 3(4) |
9 | スー・セント・マリー | トロント | 2(2) |
10 | トロント | ピッツバーグ | 2(2) |
11 | ピッツバーグ | ニューヨーク | 2(2) |
12 | ニューヨーク | ワシントン | 2(2) |
13 | ワシントン | ローリー | 2(2) |
14 | ローリー | アトランタ | 2(2) |
15 | アトランタ | ナッシュビル | 1(1) |
16 | アトランタ | マイアミ | 5(10) |
合計 | 16路線 | 連続最長経路:43 | 45(75) |
上記経路の場合
期待目的地チケット№は、 1 2 3 4 6 7 8 10 11 12 15 22 25 34 38 39 42 45 47 58 61 68 69の計23路線。(約33%)
期待総目的地チケット得点は、303点です。
また、『ダルース~スー・セント・マリー~トロント~ピッツバーグ』経由ではなく、『ダルース~シカゴ~ピッツバーグ』経由で余った2本をボストンに延ばした場合
期待目的地チケット№は、 1 2 3 4 6 7 8 10 11 13 15 22 23 38 39 42 45 53 58 61 64 65 67 68 69の計25路線。(約36%)
期待総目的地チケット得点は、305点です。
また、線路点狙いなら『ダルース~トロント』間を桃6本で繋いでもよいです。
2.バンクーバー、ロサンゼルス、マイアミ、モントリオール経由欲張り横路線狙い(黒6、緑6、赤6系ルート)
No. | From | To | 線路数(線路点) |
---|---|---|---|
1 | バンクーバー | シアトル | 1(1) |
2 | シアトル | ポートランド | 1(1) |
3 | ポートランド | サンフランシスコ | 5(10) |
4 | サンフランシスコ | ロサンゼルス | 3(4) |
5 | ロサンゼルス | ラスベガス | 2(2) |
6 | ロサンゼルス | フェニックス | 3(4) |
7 | フェニックス | エルパソ | 3(4) |
8 | エルパソ | ダラス | 4(7) |
9 | ダラス | ヒューストン | 1(1) |
10 | ヒューストン | ニューオーリンズ | 2(2) |
11 | ニューオーリンズ | アトランタ | 4(7) |
12 | アトランタ | マイアミ | 5(10) |
13 | アトランタ | ナッシュビル | 1(1) |
14 | アトランタ | ローリー | 2(2) |
15 | ローリー | ワシントン | 2(2) |
16 | ワシントン | ニューヨーク | 2(2) |
17 | ニューヨーク | ボストン | 2(2) |
18 | ボストン | モントリオール | 2(2) |
合計 | 18路線 | 連続最長経路:37 | 45(64) |
上記経路の場合
期待目的地チケット№は、1 2 3 4 5 6 7 9 10 11 14 15 20 21 23 27 30 37 38 39 40 42 54 58 61 67 68 69の計28路線。(約40%)
期待総目的地チケット得点は、361点です。
また、線路点狙いなら『ロサンゼルス~エルパソ』間を黒6本、『エルパソ~ヒューストン』間を緑6本、『ニューヨーク~モントリオール』間を青3本で繋いでもよいです。
但し、『ニューオーリンズ~マイアミ』間を赤6本で繋ぐなら線路が1本足りなくなるため、ナッシュビルかバンクーバーを諦めることになります。
3.サンフランシスコ、バンクーバー、モントリオール、ヒューストン経由欲張り横路線狙い(白6、無6、黒5系ルート)
No. | From | To | 線路数(線路点) |
---|---|---|---|
1 | サンフランシスコ | ポートランド | 5(10) |
2 | ポートランド | シアトル | 1(1) |
3 | シアトル | バンクーバー | 1(1) |
4 | バンクーバー | カルガリー | 3(4) |
5 | カルガリー | ウィニペグ | 6(15) |
6 | ウィニペグ | ダルース | 4(7) |
7 | ダルース | スー・セント・マリー | 3(4) |
8 | スー・セント・マリー | トロント | 2(2) |
9 | トロント | モントリオール | 3(4) |
10 | トロント | ピッツバーグ | 2(2) |
11 | ピッツバーグ | ニューヨーク | 2(2) |
12 | ニューヨーク | ワシントン | 2(2) |
13 | ワシントン | ローリー | 2(2) |
14 | ローリー | アトランタ | 2(2) |
15 | アトランタ | ナッシュビル | 1(1) |
16 | ナッシュビル | リトルロック | 3(4) |
17 | リトルロック | ダラス | 2(2) |
18 | ダラス | ヒューストン | 1(1) |
合計 | 18路線 | 連続最長経路:42 | 45(66) |
上記経路の場合
期待目的地チケット№は、2 3 5 8 10 11 12 14 17 21 22 24 29 30 40 46 47 54 56 58 61 68 69の計23路線。(約33%)
期待総目的地チケット得点は、278点です。
また、線路点狙いなら『ウィニペグ~スー・セント・マリー』間を無6本、『スー・セント・マリー~モントリオール』間を黒5本で繋いでもよいです。
ロサンゼルス、マイアミなしでもそこそこの点数を狙うことが出来る例だと思います。(ウィニペグ~ヒューストンを生かしつつ)
4.ロサンゼルス、シカゴ、ニューヨーク経由大陸横断横路線狙い
No. | From | To | 線路数(線路点) |
---|---|---|---|
1 | カルガリー | バンクーバー | 3(4) |
2 | バンクーバー | シアトル | 1(1) |
3 | シアトル | ポートランド | 1(1) |
4 | ポートランド | サンフランシスコ | 5(10) |
5 | サンフランシスコ | ロサンゼルス | 3(4) |
6 | ロサンゼルス | ラスベガス | 2(2) |
7 | ロサンゼルス | フェニックス | 3(4) |
8 | フェニックス | サンタフェ | 3(4) |
9 | サンタフェ | デンバー | 2(2) |
10 | デンバー | オクラホマ・シティー | 4(7) |
11 | オクラホマ・シティー | カンザス・シティ | 2(2) |
12 | カンザス・シティ | セントルイス | 2(2) |
13 | セントルイス | ナッシュビル | 2(2) |
14 | ナッシュビル | アトランタ | 1(1) |
15 | セントルイス | シカゴ | 2(2) |
16 | シカゴ | ピッツバーグ | 3(4) |
17 | ピッツバーグ | ワシントン | 2(2) |
18 | ワシントン | ニューヨーク | 2(2) |
19 | ニューヨーク | ボストン | 2(2) |
合計 | 19路線 | 連続最長経路:40 | 45(58) |
上記経路の場合
期待目的地チケット№は、2 3 4 7 8 9 10 11 13 15 16 17 18 19 26 27 28 31 32 33 39 41 42 43 52 55 58 59 61 64 65 67 68 69の計34路線。(約49%)
期待総目的地チケット得点は、378点です。
流石に路線が細かすぎて非現実的ではありますが、いくつか路線を諦めれば実践でも使える路線構成になるかと思います。
5.東地区縦路線狙い(縦基本形)
No. | From | To | 線路数(線路点) |
---|---|---|---|
1 | ダラス | ヒューストン | 1(1) |
2 | ヒューストン | ニューオーリンズ | 2(2) |
3 | ニューオーリンズ | アトランタ | 4(7) |
4 | アトランタ | マイアミ | 5(10) |
5 | アトランタ | ナッシュビル | 1(1) |
6 | ナッシュビル | ピッツバーグ | 4(7) |
7 | ピッツバーグ | ワシントン | 2(2) |
8 | ワシントン | ニューヨーク | 2(2) |
9 | ニューヨーク | ボストン | 2(2) |
10 | ボストン | モントリオール | 2(2) |
11 | モントリオール | スー・セント・マリー | 5(10) |
12 | スー・セント・マリー | トロント | 2(2) |
13 | トロント | シカゴ | 4(7) |
合計 | 13路線 | 連続最長経路:31 | 36(55) |
上記経路の場合
期待目的地チケット№は、20 21 23 24 34 37 38 40 47 51 53 57 58 61 64 67 68の計17路線。(約24%)
期待総目的地チケット得点は、143点です。
但し1~2路線延ばせば達成出来る目的地カードが10枚弱あるので、
東地区でグローブトロッターを狙うにはこの形をベースに考えるとよいと思います。
6.中地区縦路線狙い(横路線複合系)
No. | From | To | 線路数(線路点) |
---|---|---|---|
1 | ポートランド | シアトル | 1(1) |
2 | シアトル | バンクーバー | 1(1) |
3 | バンクーバー | カルガリー | 3(4) |
4 | カルガリー | ウィニペグ | 6(15) |
5 | ウィニペグ | ダルース | 4(7) |
6 | ダルース | オマハ | 1(1) |
7 | オマハ | カンザス・シティ | 2(2) |
8 | カンザス・シティ | セントルイス | 2(2) |
9 | セントルイス | ナッシュビル | 2(2) |
10 | セントルイス | リトルロック | 2(2) |
11 | リトルロック | オクラホマ・シティー | 2(2) |
12 | オクラホマ・シティー | ダラス | 2(2) |
13 | ダラス | ヒューストン | 1(1) |
14 | ヒューストン | エルパソ | 6(15) |
15 | エルパソ | フェニックス | 3(4) |
16 | エルパソ | サンタフェ | 2(2) |
17 | サンタフェ | デンバー | 2(2) |
18 | デンバー | ソルトレーク・シティ | 3(4) |
合計 | 13路線 | 連続最長経路:40 | 45(69) |
上記経路の場合
期待目的地チケット№は、10 14 16 17 18 19 22 24 27 29 35 36 46 52 55 56 59 60 63 66 69の計21路線。(約30%)
期待総目的地チケット得点は、207点です。
バンクーバー方面とナッシュビル方面のチケットが残っていそうであれば優先的に繋いだ方が良いでしょう。
7.西地区縦路線狙い(中地区複合系)
No. | From | To | 線路数(線路点) |
---|---|---|---|
1 | カルガリー | バンクーバー | 3(4) |
2 | バンクーバー | シアトル | 1(1) |
3 | シアトル | ポートランド | 1(1) |
4 | ポートランド | ソルトレーク・シティ | 6(15) |
5 | ソルトレーク・シティ | ラスベガス | 3(4) |
6 | ラスベガス | ロサンゼルス | 2(2) |
7 | ロサンゼルス | エルパソ | 6(15) |
8 | エルパソ | ヒューストン | 6(15) |
9 | ヒューストン | ダラス | 1(1) |
10 | ダラス | オクラホマ・シティー | 2(2) |
11 | オクラホマ・シティー | カンザス・シティ | 2(2) |
12 | カンザス・シティ | デンバー | 4(7) |
13 | デンバー | フェニックス | 5(10) |
14 | フェニックス | サンタフェ | 3(4) |
合計 | 14路線 | 連続最長経路:45 | 45(94) |
上記経路の場合
期待目的地チケット№は、14 16 18 19 26 27 33 39 42 43 52 55 66 69の計14路線。(約20%)
期待総目的地チケット得点は、138点です。
実践でも実現出来そうな効率の良い路線ですが、流石に西地区の5~6本路線を5本独占するのはちょっと計画に無理有りですね…。
但し、目的地チケットも少ないので、速攻路線を引いて、1回目的地チケットを引いて当たったら即終了すれば勝てますがかなりの運が要求されますね…。
基本的に、先に線路を置くことが妨害に繋がるため、自分の貴重な列車を消費してまで妨害する必要性はありません。
自分が横路線で長距離を繋ごうとしている時は、妨害を考える必要はありません。むしろ相手から妨害される対象になります。
妨害を考える必要がある人は、グローブトロッター狙いの縦路線で手数が余っている人です。
妨害対象は、主に横路線狙いの人です。場合によってはグローブトロッター、連続最長経路のライバルを狙う必要があります。
当然の事ながらトップ争いをしていると思われる人を狙うべきで、明らかに勝ち目のない人に妨害しても手数の無駄なのでやめましょう。
また、全員の妨害だけ狙っても自分の点数も伸びないため、結局、一番妨害されなかった他のライバルが勝つだけなのでやめた方がよいでしょう。
妨害を選択するのは次の場合です。
1.繋がれると勝たれそうな横路線に対して、手数を掛けさせることが期待できる場合、もしくは横路線を分断出来る場合。
2.トップ争いのライバルが目的地チケットを引いた直後。相手が一手置けば完成する可能性のある場所を封じる場合。
3.自分の路線が既に分断された状態の場合で、全員を蹴落として泥沼化させ線路点で勝ちを狙う場合。生きているライバルの路線を殺す場合。
このゲームは基本的に自分の得点を伸ばす方向のプレイングが強いですが、終盤は、妨害してライバルの点数を落とす方が自分の得点を伸ばすより
効果がある場合が多々あります。特に目的地チケット引きで高得点が期待できそうもなければ妨害することを考えてみると良いと思います。
自分が全員人間5人戦で使った奇手を紹介。(勝てるかは別問題)
・最初に必ず目的地チケットを5枚取り、1ターン目に必ず目的地チケットを4枚取ってから勝負する戦法。
→目的地チケットを引く回数の短縮が狙い(1回勝利)。目的地チケットの取捨選択のよい練習になります。
勝ちに拘るなら6~7枚程度に目的地カードを抑えること。
・1ターン目に必ず決まった路線を取る戦法。
→初手で『ナッシュビル~アトランタ』、2~3手目で『ヒューストン~ニューオーリンズ』間を取ってから勝負。
かなり嫌がらせとして利いていたらしくその後マネされるようになる。(実際強いよ!!)この撃ち方が内輪で燕風拳と呼ばれるようになる。
→1910メガゲームでの横路線封じのお勧めは、『ソルトレーク・シティ~デンバー』間の赤黄3マス区間。
横路線狙いが多い展開時、簡単に西地区への接続するための要所なので、ここを先に封じれば横路線同士の共食いが始まり展開が楽になります。