天明の乱

◆情報

作者
和田 芳彦
機種
PC-8801シリーズ(N88-DISK BASIC V1モード)用
掲載号
1989年07月号
特記事項
JR-200からの移植版

◆紹介

国選択

ゲーム開始!!最初に担当する軍を選択します。ちなみに最強は2の幕府軍。3の中部軍もかなり強いです。このゲームは人口が多いほど有利です。今回選択したのは最弱のアイヌ軍。最も信長の野望で蠣崎家を選択してきた私には選択肢はこれしかありませんが…。

ゲーム開始

基本ゲーム画面。雰囲気は信長の野望に似ています。当時SLGといえば光栄ものが全てといって良い状況だったので仕方のないところでしょう…。ちなみにセーブするとセーブだけでそのターンが終了します。要注意。

開発

国作りの基本は開発ということで、最初は開発から開始します。残念ながら今ある予算では全てを注ぎ込んでも大した成果は期待出来ないため、小額で少しづつ開発していきます。このゲームの場合、自然増加する人口が増えた方が収入が増えるので、後半に溜まったお金で一気に投資する方が効率が良いです。

災害 春から夏にかけて洪水が発生する可能性があります。今回はラッキーな事に被害にあいませんでした。100以外であれば可能性はありますが、序盤はおきたら仕方がないと諦めるしかありません。序盤だと注ぎ込んだ開発が全てパーになりますので、開発に金を注ぎ込みすぎない方がよいでしょう。
兵を雇う 戦国の世の中なので、当然兵士を雇います。足軽兵は金1、騎馬隊は金5で1人雇うことができます。足軽と騎馬のバランスを考えて雇えば問題ないと思います。このゲームは最初の資金で兵士を雇えるだけ雇わないとその後の収入がしばらく少ないため、兵士が雇えず他国に攻められて負ける可能性があります。要注意です。
米の収穫 夏→秋にかけて米の豊作、凶作イベントがあります。目にみえて大きな効果がある訳ではないので余り気にする必要はありません。(序盤は特に)この手のイベントは今もSLGでは定番ですね。
訓練 訓練。訓練度の上昇は兵士の数に依存しない模様です。本誌説明には1度に10前後上昇とありますが、実際には、1~15位の間でランダムに訓練があがるように思います。訓練はやることのない暇な時にやっておけばよいかと思います。
逆襲

秋→冬にかけて一揆が起きる可能性があります。予算を使って住民を説得するため、冬までには予算を極力使った方がよいでしょう。失敗しても兵士を若干(5前後)失うだけですから…。序盤に金を使わずこのイベントが起きるとかなり死ねます…。

戦開始 ゲーム開始3年が過ぎ…。CPU同士での戦争が始まりました!!
戦模様 戦争の経過は、左の画像の形式でユーザに伝えられます。今のところいい勝負をしているみたいです。どっちが勝っても当面影響はありませんが…。
戦結果 朝廷軍が勝利した模様です。相手の足軽隊、騎馬隊とも0人になれば勝利です。当然、騎馬隊の方が攻撃力は遥かに強いですよ!!
攻撃開始 開始から約8年で戦争開始!!っといっても1国の奥州軍を幕府軍が滅ぼして弱った瞬間を狙ってだが…。結果はあっさり勝利。二虎強食の計といったところでしょうか?
快進撃 勢いに乗ったアイヌ軍は最強の兵士を引き連れ他国を侵略!!この戦いに勝てば、天下の半分を手中にします。まあ、999人ずついればまず負けることはありませんが…。
進軍太鼓 快進撃は更に続く!!朝廷軍に止めを刺すために、大軍で襲い掛かります。
ご覧の通りあっさり勝利。この状態になれば負けることは考えられません!!
天下統一へ あっという間に最後の九州軍を滅ぼすところまできました。侵略する事火の如しということで、一気に攻めます!!
兵科選択 最後の戦いでこのゲームの戦争について説明してみます。最初に足軽隊か騎馬隊を選択します。
出陣数 次に出陣する兵士の数を決定します。相手の兵の2~3倍も出せば十分一撃で相手の隊を壊滅する事が出来ます。
戦いに勝利!! 最後の戦いも余裕を残して勝利!!これで天下統一です!!
天下布武 こうして天下を統一しました。このゲームは鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス戦法(by徳川家康)が有効です。相手が攻めた直後にすぐ攻めると相手の兵士はいないので、ただで国を取ることができます。

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